2012年1月15日日曜日

大野浦、前空から妹背の滝へ

廿日市市でも宮島からさらに山口県寄りにあるJR大野浦駅、JR前空駅から妹背の滝へ歩いてきました。妹背の滝は、小さい頃から水遊びに何度か行ったことはあるのですが、あらためて行くと立派な滝で、しかも途中の道もほぼ平坦なので、ウォーキングの目的地として行くには良いところですね。

まずはJR大野浦駅からのルートです。大野浦駅の山側の改札を出て、そこから右方面に道なりに進んでいきます。改札を出ると右に「一里塚」と書かれた石柱と歌碑があります。これを読んでみると「大野浦」という名称は、今川貞世さんという歌人が読んだ歌の中で出てくる名前が由来のようです。
JR大野浦駅と、大野浦駅にある石碑。

しばらくは道なりに進みますが、この道は歩道がないものの、進行方向左側に黄色のカラー舗装の箇所があり、そこが歩道代わりです。スクールゾーンなんでしょうけど、こうして歩くところを目立たせるというのはウォーキングをする方々にとってもわかりやすいし、車も自然と距離をとってくれるしいいですね。
大野浦駅を出て、この道を道なりに歩く。カラー舗装では、路地があると「止まれ」の表示がありわかりやすい。

ここをしばらく歩くと左に大野西小学校と大野中学校があり、大野西小学校手前には、西国街道と宮島街道分岐点の石碑があります。
大野西小学校手前にある西国街道と宮島街道分岐点の石碑。

小学校、中学校を過ぎて、もう少し道なりに進む大きな道にぶちあたるので、左に曲がります。ちょうど藤三という大きなスーパーが曲がり角あたりにあるので、とにかく藤三を目指せば大丈夫です。
大きな道を左に曲がると朱色の鳥居が見える。この鳥居をくぐって数百メートル真っ直ぐ進むと、妹背の滝がある大頭神社(おおがしらじんじゃ)の石の鳥居が見える。

妹背の滝には、雄滝と雌滝があります。雄滝は落差30m、雌滝は落差50mで雌滝の方が落差は大きいのですが、水量は圧倒的に雄滝が多いことと、滝壺まで行くことができるので、夏場は水遊びの人達でにぎわいます。
妹背の滝の雌滝(写真左)と雄滝(写真右)。

雄滝、雌滝には大頭神社を通って数百メートル進むと見えますが、その途中には朱色の2つの橋(別鵜橋と幾千代橋)があり、どことなく宮島の紅葉谷公園風で風情があります。
別鵜橋(写真左)と幾千代橋(写真右)。別鵜橋の方が大頭神社境内に入ってすぐのところにある。

雄滝に行く途中には展望台もあります。この展望台に上がると、雄滝全体を見下ろすことができます。
展望台から見た雄滝。

妹背の滝からさらに奥に進むと、経小屋山(きょうごやさん)という宮島を見渡すことができる山に行けるのですが、これはまた別の機会に行ってレポートしたいと思います。

次に前空駅から妹背の滝へ行く場合のルートですが、まずは前空駅を降りたら海側に出ます。海側には「わたや」という水車が目印の田舎茶屋があるのですぐにわかりますね。
海側から見たJR前空駅と前空駅前にある田舎茶屋わたや。

ここから少しだけ国道沿いを歩きますが、このとき宮島がすぐ目の前に見えます。何もさえぎるものがなく、道路の横がすぐ海なので潮の香りが漂ってきます。
道路から見える宮島。本当にすぐ近くに見える。

少し歩くと信号(1つ目)があるので、そこを右に曲がってJR線路の下をくぐります。線路をくぐって少し進むと、左方向に進む小道(車は通れないような小道)があって、その先がずっと住宅地へ向かう上り坂になっているので、ここを上っていくと宮島工業高校沿いの道に出ます。
JR線路下をくぐり、少し行ったところで左に曲がって坂を上がる。

あとは大きな道沿いで、あまり迷うことはないと思いますが、途中は大野図書館あたりを通過した方が歩くには良いので、このあたりは下にある地図も併せてご確認くださいね。
大野図書館方面への曲がり角と、大野図書館。


【今回ルートの地図】

より大きな地図で 妹背の滝へ を表示


【大野浦から妹背の滝までの距離】
1.9km
【大野浦から妹背の滝までの歩数】
2630歩
【大野浦から妹背の滝までのウォーキング所要時間】
約28分

【前空から妹背の滝までの距離】
2.9km
【前空から妹背の滝までの歩数】
4080歩
【前空から妹背の滝までのウォーキング所要時間】
約37分

【全体的なコースの平坦度(1:平坦→5:かなりの坂】
1(全体的にほぼ平坦です)


※距離は徒歩で移動したルートGoogleマップ上で測定したもので片道分です。
※歩数は紹介したポイントを巡る歩数を含んでおり、あくまで私(歩幅65cmくらい)の実測値です。
※所要時間は紹介したポイントを巡る時間を含んだ実測値です。

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