2012年3月25日日曜日

廿日市から極楽寺、アルカディア・ビレッジへ

そろそろウォーキングらしいコースにしなければ!と思い、極楽寺・アルカディア・ビレッジへと歩きました。というのも、まだ登山慣れしてないので、帰りはバスが使えるようにと考えてのことです。(^_^; 下りはけっこう膝に来るので、いきなりは厳しいんですよね(以前、宮島の弥山に上がった時に、下りで膝がかなり痛んだので、足が慣れるまで無理は禁物ですしね)。

極楽寺は、廿日市の小中学校に通っていれば、1年に1回は遠足で登る山(少なくとも私の時はそうでした)ですが、最後に歩いて登ったのは高校生の時だったので、かなり久々の登山となりました。

今回は、廿日市駅から平良登山口経由で登ります(前回宮島SAに向かったときのルート途中から登山道に分岐するような感じです)。
極楽寺登山道は登山者も多いので看板があちこちにある。

登山道の途中には「○丁」という石標や、ときにはペットボトルに「○丁」と書いて木につるしてあったりもします。ちなみに、この「丁」という単位ですが、標高か距離かと思いきや、あまり厳密な単位ではないらしく、山岳信仰に基づいて頂上の数字を決めているみたいです。極楽寺の場合は頂上が37丁だったので、この「37」という数字に何か意味が込められているのかもしれません。
(2012/5/27追記:「丁」は60間で約109mということが極楽寺登山道途中の標識書かれてました。なので、極楽寺の場合は1丁≒109mが正解ですね)

久々に登ると、すぐに息もあがり、汗が流れてきます。まず中間点的な目標物となるのは山陽自動車道の上を渡る「極楽寺橋」ですかね。ここまでが意外に時間がかかった感じがしました。
登山の中間点(実際には40%くらい)となる極楽寺橋と極楽寺橋からの景色。

登っていると廿日市・五日市を一望できるところが何ヶ所があります。特に極楽寺橋を越えて20分程度登ったところの大きな岩があるところでは写真のようにさえぎるものがなく視界が一気に広がります。
おそらく山頂まで70%くらいの位置にあるポイントでは廿日市・五日市を一望できる。

なんだかんだで約2時間歩くと極楽寺山頂に到着です。そういえば、山頂付近では谷底に軽自動車が1台転落しており、ついつい目が行きます。この軽自動車、自分が小学生の頃からあったと思うので、もう数十年間そのままということですね。(^_^;

極楽寺山頂では、まず極楽寺本堂に向かいます。本堂の手前には一願堂という一つだけ願い事を言うと叶うというお堂があるので、まずはここで願い事を一つだけお願いします。続いて本堂。あらためて見るとかなり歴史のありそうな建物です。あとは写真撮影禁止だったので写真はありませんが、本堂のすぐ横は阿弥陀堂があり、この中には大きな木造の阿弥陀如来の大仏様が鎮座されています。
一願堂と極楽寺本堂。

本堂の先には展望台がり、ここからも廿日市・五日市を一望できます。展望台のところに「極楽寺山頂 661m」の看板がありますが、極楽寺の最高点は693mで、実際の頂上は駐車場脇の階段を少し上がったところにあるみたいです(今回は行きませんでした)。
極楽寺本堂のところにある展望台からの景色と山頂の看板。

極楽寺本堂で少し休憩した後は、アルカディア・ビレッジを目指します。
"キャンプ場"の標識を目印に「蛇の池」に向かいます。「蛇の池」はその名の通り、大蛇がいたという言い伝えの残る池で、6~8月は睡蓮(すいれん)の花が咲いてきれいですが、まだこの時期はなにもありません。池には鯉がたくさんいて、人が歩くと近寄ってくるので、鯉のエサを持っているとよかったなーと思いました。
蛇の池。池のまわりを一周できる遊歩道もある。

蛇の池のそばにある駐車場からはアルカディアビレッジへ向かう小道があります(一応、案内板もあります)。方向的に、この小道を通った方が近そうなので、小道を歩いていきました。アルカディアビレッジの場所は極楽寺山頂から少し下ったところにあるので、この小道は後半がとにかく下り!下り!下り!です。一部傾斜がきついところもありますが、手すりがちゃんと整備れているので、このあたりは安心です。ただ、下りが続いて膝にくるので、膝の調子が良くない方はこの小道ではなく、車が通る舗装道に沿って向かった方が良いかもしれません(ただ、舗装道の場合は距離が長くなりますが)。

ということでアルカディア・ビレッジ到着です。
アルカディアビレッジに到着。

ここは温泉があるので、歩いて汗をかいた後にはサイコーです!しかも入浴料が4月から500円に値下げ(今もクーポンを提示すれば500円で入浴できます)されるのでスーパー銭湯とくらべてもお得ですね。お風呂は露天風呂、サウナと一通り揃ってますし、施設もきれいです。ちなみに、今回は入浴後にフランスベッドのマッサージ機(スリーミー)が無料とのことで、マッサージ機で疲れた足腰も癒されました♪まあ、無料ということはマッサージ機の営業ももちろん受けますが、しつこい営業ではなかったです(普段もこのマッサージ機が設置してあり200円で受けられるとのこと)。

で、ここからは無料の送迎バスで広電の廿日市市役所前まで乗せていただきました。
最後は無料送迎バスで廿日市市役所前に到着。

今回は、行きはかなりきついですが、頂上付近で散策も楽しめ、さらには温泉で疲れた身体を癒して、バスで下ることができるので、今回の私のように登山慣れしてない人でも十分に楽しめます。もう少しすれば蛇の池の睡蓮や、アルカディア・ビレッジの近くには「さくらの里」という桜がたくさんの広場もあり、こちらもオススメですね(標高が高いところなので、平地とは2週間くらい満開がずれますので、見逃した方にもオススメです)。

廿日市駅まで戻ってきてからは、ito ke no shokutakuでとっても美味しいお酒と食事をいただき、身体もお腹も気持ちも大満足のコースでした♪

【今回ルートの地図】


【廿日市駅から極楽寺山頂への距離】
5.5km
【廿日市駅から極楽寺山頂への歩数】
10290歩
【廿日市駅から極楽寺山頂へのウォーキング所要時間】
約2時間15分

【極楽寺山頂から蛇の池経由アルカディア・ビレッジへの距離】
2.7km
【極楽寺山頂から蛇の池経由アルカディアビレッジへの歩数】
4580歩
【極楽寺山頂から蛇の池経由アルカディアビレッジへのウォーキング所要時間】
約60分

【全体的なコースの平坦度(1:平坦→5:かなりの坂】
4(行きは軽登山でかなり傾斜がきつい箇所もあります)


※距離は徒歩で移動したルートGoogleマップ上で測定したものです(山道は正確にた辿れないの誤差があります)。
※歩数は紹介したポイントを巡る歩数を含んでおり、あくまで私(歩幅65cmくらい)の実測値です。
※所要時間は紹介したポイントを巡る時間を含んだ実測値です(アルカディア・ビレッジの滞在時間は含みません)。

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2012年3月20日火曜日

宮島SA(上り)お客様感謝祭

今日はやっと午後になって、暖かくなってきましたね。
この前の土日は、雨もパラついて、歩くには今ひとつの天気だったのですが、歩かない週が続くと、だんだんと歩くのがおっくうになってきます。今朝も、肌寒く天気も今ひとつすっきりしなかったので、歩くのはどうしようなぁ?と考えていたところ、背中を後押しするイベントをやっていることを思い出しました。

これまで何度か行きましたが、宮島SA(上り)でお客様感謝祭をやっていて、なにやら美味しい食べ物がたくさんありそうな感じ♪

ということで、今回は廿日市駅から宮島SA(上り)の往復ウォーキングです。いつもはウォーキング目的なので、少し遠回りしたりもするのですが、今回は食べることがメインなので、一番近いルートを歩きました(下記地図の薄い紫色のルートです)。


より大きな地図で 宮島SAへ を表示

薄い紫色のルートだと、片道が大体4000歩程度で、時間にして約30分で到着です。行きは少し上り坂になるので、歩いていると汗ばみますが、でも食べることで頭が一杯で、それも気になりません。今回ばかりは宮島SA(下り)には目もくれず、一直線に上りSAへ向かいました。笑

到着すると、やはりSAにはいつもより人が多く、今回限定のお店も出ています。
まず食べたのは、大粒の牡蠣が2つも入った「牡蠣ラーメン」。牡蠣はもちろんのこと、麺もスープも美味しく、あっという間に完食しました♪
牡蠣ラーメン。大粒の牡蠣がうれしい♪

さすがに続けざまに食べられないので、ちょっと腹ごなしにSA内を散歩していると、桃の花(多分)がきれいに咲いているのを見つけました。春が近づいてきているような感じでいいですね。
逆光で暗いけど、実物はピンクが鮮やかでした。

で、また食い気に戻りますが、次は「3丁目のたこボール」です。これ、以前Facebookで見かけて以来、一度食べてみたかったんですよねー。ちなみに、今日TV(ひろしま満点ママ)で紹介されたばかりとのことで、その影響もあってか、たこ焼きが出来上がる頃には行列状態です。
3丁目のたこボールは行列状態。

で、もちろん食べたいので列に並んで購入しました。お値段は6個入り200円と手頃なところもうれしいですね。
やっと食べることができた3丁目のタコボール。表面はカリッとしてて中はトロットロで美味♪

このタコボール、表面はカリッとした食感で、中はとろ~っとしていて、ラーメンの後だったにも関わらず、6個をペロッと食べてしまいました。普段は宮園で販売しているらしいので、これからちょくちょく行ってしまいそうです。

ラーメンとタコボールで完全にお腹が満たされましたが、宮島SA(上り)には美味しそうな食べ物がまだまだあります。中でも紅葉豚丼はオススメです。それ以外にも以下の写真にあるような牡蠣山盛りの「弥山焼」や、最近では「瀬戸の清盛」なる海鮮丼も登場しているので、次に来たときにはこのどちらか食べたいですね(時期的に「瀬戸の清盛」かなぁ)。廿日市産の食材を使った地産地消に取り組んでおられるので、食べることで間接的に地元貢献できるのもいいですね。^_^
まだ食べたことのない「弥山焼」と「瀬戸の清盛」。どちらも美味しそう。

廿日市駅から宮島SAの往復だけでは、全行程で8000歩程度だったので、帰りは少し遠回りで洞雲寺のあたりをまわって、何とか1万歩は達成しました。汗

それにしても、美味しいものがあちこちにあるので、だんだんとブログの内容がグルメネタに偏りそうですね。(^_^;
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2012年3月13日火曜日

3.11 東日本大震災を忘れない はつかいち・心の灯り

今回は、先週に引き続き新宮中央公園です。ここで開催された「3.11 東日本大震災を忘れない はつかいち・心の灯り」へと参加してきました。

とりあえず、集会が始まる前に、ぐるっと公園を1周しましたので、ちょっと写真を追加公開です。
さすが愛称が「けんだま公園」というだけあり、遊具はけん玉だらけ。

タンカにとなるベンチ発見。

さて、「3.11 東日本大震災を忘れない はつかいち・心の灯り」ですが、第1部・第2部・第3部と分かれてまして、第1部は公園の防災機能説明に併せて、炊き出しを行っています。炊き出しの内容は、かき汁で、これに非常用のご飯と乾パンがついてます。炊き出しなので、もっと質素なものかと思っていたのですが、たくさんかきの入ったかき汁を食べることができて、お腹も満たされました。非常用のご飯も、全然パサつき感とかなく、しかもビニールでくるまれていて手が汚れた状態でも食べることができるよう工夫されていたので、これも良い体験ですね。
炊き出しで食べた「かき汁」。

あと、公園内には空気で膨らませるテントが設置され、この中で東日本大震災に関わるパネル展示が行われていました。柱に空気を入れて梁になるような感じで、コンプレッサーから空気を注入して、あっという間にテントが立ち上がります。このテントは、廿日市市から実際に東北へ災害支援に行った際に使われたもので、支援中は10名がここで寝泊まりしたそうです。
災害用のテント。空気で膨らませ、あっという間に設置できる。

第2部は、地震が発生した14:46に合わせての黙祷です。市長からのメッセージや、宮島工業高校の学生さんによる被災地からのメッセージ朗読の後、参列した方々全員で祈りを捧げました。
黙祷前に行われた宮島工業高校放送部のお2人による朗読の様子。

第3部は、先週作ったキャンドルを灯すキャンドルナイトです。実は、この日は朝から強い風が吹いていて、時にはテントが飛んでしまいそうなくらいの突風でした。さらには雨までパラつき始め、キャンドルナイト開始前には雪に変わり、開催できるのかヒヤヒヤしていたところ、奇跡的にキャンドルを灯すときには風も雪もやみました(天の神様、ありがとうございます!)。
キャンドルは、参列した方々が1個500円の寄付金によって手渡され、並べていきます。

キャンドルは、桜の形になるよう地面にマークがあるので、マークに沿って配置していきます。

日没後、キャンドルに火を灯しました。すごく幻想的です。

私自身、岩手県の気仙沼市や、宮古市、田老町は何度も仕事で訪れており、仕事を越えて今でも付き合いのある人達がいます。幸い、私の知人の方々は全員無事でしたが、話を聞けば、津波で周囲の方々は何人も命を落とされたそうです。本当に現地では地獄のような光景が広がっていたと聞きます。震災の傷跡はまだまだ残っており、なかなか消えることはないでしょう。今回の集会で、震災の傷跡を消すことはできないでしょうけど、この活動が継続され、思いが広がっていくことで、必ず東日本に届き、復興につながると信じてます!

来週は、少しは暖かくなるかなー?ここ数週間、あまり歩いてないので、来週(こそ)は歩きたいですね。
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2012年3月4日日曜日

新宮中央公園(防災公園)

今週・来週は新宮中央公園(防災公園)です。
というのも、「3.11 東日本大震災を忘れない はつかいち・心の灯り」が新宮中央公園で開かれるので、今週はその集いで使うキャンドル作り、来週は集いへの参加と2週連続で新宮中央公園に行くからです。

で、まずは新宮中央公園ですが、愛称が「けんだま公園」というだけあって、けん玉がテーマの公園という感じですが、実は数々の防災時の備えがあり、万一の災害時に活用できるさまざまな仕掛けがあります。
新宮中央公園の様子。愛称が「けんだま公園」というだけあって遊具はけん玉の形をしている。

新宮中央公園入口あたりにある池。これも災害時の機能がある。池の奥にある建物は備蓄倉庫。

新宮中央公園にあるベンチ下には、電源やタンカなど非常時のためにいろんな機能を備えている。

公園の地図を見ると、ウォーキングロードもありますね。1周320mと距離も書いてあるので、歩いた距離が容易に把握できていいですね。お子さんがいる方は、お子さんを公園で遊ばせておいて、その間に公園内をぐるぐると歩くというのも良さそうですね。
新宮中央公園全体の地図。あちこちに健康遊具が設置してある。

ちなみに、新宮中央公園の情報は以下2つが充実しているので、リンクしておきますね。

新宮中央公園は、もっと時間をかけて見たかったのですが、今回は公園のお隣にある「あいプラザ」でのキャンドル作りが目的なので、公園歩きはほどほどにしてキャンドル作りスタートです。
新宮中央公園のすぐ横にある「あいプラザ」。すごくきれいな施設で、キャンドル作りはここで行われた。

キャンドル作りは、まずパラフィンという細かい粒状になった蝋を液状になるまで熱します(蝋なので、弱火ですぐに溶けます)。
パラフィンを溶かしているところ。液状になるとあまり粘り気もなくなる。

あとは、これをカットした牛乳パックに流し込みますが、このとき単に流し込んで固めては、直方体のキャンドルになってしまいます。3.11の集いでは、外で灯すので、直方体だと風で火が消える可能性があり、そのため火を灯す芯の周囲に壁を作って風よけにする必要があります。
この壁を作るには、液状の蝋を牛乳パックに流し込んだ後で、粒状のパラフィンを少しずつ加え、蝋がジェル状になったところで、割り箸をヘラの代わりに使って、牛乳パックの内側側面に薄く壁を作るように伸ばしていきます。
こうして、一旦壁を作ったら、この壁の内側に液状の蝋を流し込み、それと同時に火を灯す芯も埋め込みます。

これで、しばらく冷まして蝋が固まったら、牛乳パックを切り開いて取り出しますが、完成すると下の写真のようになります(色が着いているのは、パラフィンを溶かした段階で、顔料を加えて着色してます)。実際に火を灯すと、風よけの部分から明かりがほんのり透けて、幻想的な感じになります。
完成したキャンドル。

キャンドルは、牛乳パックとパラフィンを溶かす鍋さえあれば、どんどん作ることができます。この日も多くの方々がキャンドル作りに参加して次々とキャンドルが出来上がっていきました。
キャンドルはこんな感じでいくつも作られていく。

3.11の集いでは、1000個のキャンドルが新宮中央公園で灯されるそうです。この1000個のキャンドルは、こうして東日本の復興を願う人達の手で1つ1つ手作りされたものなので、この思いが東日本に届いて欲しいですね。

3.11にお時間のある方はぜひ、この1000個のキャンドルが灯る様子をご覧になって、東日本復興への祈りを捧げてみてはいかがでしょうか?

ということで、今回はわずか3000歩程度しか歩いておらず、来週も歩くことができませんが、3.11が過ぎればそろそろ暖かくもなってくるでしょうし、桜も咲き始める頃ですね。思い起こせば、昨年は東日本大震災の悲惨な光景が頭にこびりついて桜を楽しむような気分ではなかったですよね。その分、今年はしっかり桜を楽しみつつ、復興も応援したいです!


【新宮中央公園までの地図】

より大きな地図で 新宮中央公園 を表示

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