2012年7月29日日曜日

万古渓と羅漢渓谷

すっかり夏ですねー。こんな暑い日は、水辺にかぎる!ということで、今回は初の佐伯方面で、万古渓と羅漢渓谷に行ってきました(さすがに、佐伯方面は休日に公共交通機関で行くには面倒なので、車で行ってポイント周辺を歩きました ^_^;)。

まず万古渓です。ここは「大滝入口」とある看板から階段を下って水辺を10分程度歩くと、大滝(ふぶきの滝)に到着します。滝までの道は整備されているのですが、一部崩れた箇所があります。おそらく、大雨で崩れたのかもしれないですね。水辺なので岩の表面も湿っており、苔が生えているところもあるので、崩れて表面が斜めになっている岩は足がすべりますので、十分に注意して進んでください。
ふぶきの滝は落差20mくらいのけっこう大きな滝で、適度に水しぶきが飛んでるので、滝の周囲はひんやりとして気持ちいいです。また、滝壺もけっこうな大きさなので、泳いでる人もいました。
万古渓のふぶきの滝。滝の周囲はひんやりして気持ちいい♪

滝から上を見上げれば、いかにも渓谷らしい景色が広がる。

万古渓への降り口の看板(写真左)。看板を降りると急な階段を下る(写真右)。

ふぶきの滝の少し手前には「孫淵」と呼ばれている水によって浸食された甌穴があり、ここは水の流れもゆるやかで、景色も良いところです。
ふぶきの滝の少し手前にある孫淵。ここは水の流れがゆっくりとなる。

ちなみに、万古渓は駐車場らしきものがありません。万古渓への降り口の看板付近は、ちょっと道幅が広くなっていて、ここに車2~3台は停められるので、みんなここに停めているみたいです。あと、看板から少し奥に行ったところにも道幅が広いところがあるので、そこに停めてもそう遠くはないですね。

万古渓には釣り堀(万古渓養魚観光センター)もあります。ニジマスやヤマメが釣れるみたいで、その場で釣った魚を調理してもらって食べることもできるので多くの人でにぎわってました。
万古渓養魚観光センター。きれいな水の中にたくさんのニジマスがいる。

車なので、ここからは吉和方面に向かい、羅漢渓谷に行きました。羅漢渓谷といっても、どこか一箇所にあるわけではなく、吉和に向かう途中国道186号線沿い全体が羅漢渓谷という感じです。その中でも、見所の一つ「大滝」に行ってきました。場所は道の駅スパ羅漢のちょっと手前あたりです。ちなみに、羅漢渓谷は国道186号からすぐということもあり、車を道に停めて、川遊びをしている家族やグループがたくさんいました。このあたりは水もきれいですし、暑い日は気持ちいいですよね♪
羅漢渓谷にある大滝。スパ羅漢の少し手間のチェーン脱着所に車を停めればそこからすぐ。

スパ羅漢の近くまで来たので、帰りはスパ羅漢でお風呂にとも思ったのですが、スパ羅漢ではお土産とソフトクリームだけにして、今回は小瀬川温泉でお風呂にはいってきました。入浴施設としては、スパ羅漢の方が充実してるのですが、小瀬川温泉の泉質はラドン泉で、特にここはラドンの含有量が多いらしいです。温泉好きの知人曰く、ラドンは疲れによく効くとのことなので、今回は歩いた疲れ(たいして歩いてないけど ^_^;)を癒してきました。
最後は小瀬川温泉で汗を流してきました♪

佐伯・吉和方面は、電車の駅から歩いていける範囲ではないので、このブログではあまり取り上げてませんでしたが、自然が豊富で、各ポイントでもいろいろ散策できますし、温泉施設なども充実しているので、車で行く人達には確実にオススメできますね。

【今回ルートの地図】

より大きな地図で 万古渓と羅漢渓谷 を表示

【万古渓周遊の距離(ふぶきの滝を含む周遊)】
1.4km
【万古渓周遊の歩数】
約2400歩
【万古渓周遊のウォーキング所要時間】
約40分

【全体的なコースの平坦度(1:平坦→5:かなりの坂】
3(急な階段と途中は道が崩れているところがあります)

※距離は徒歩で移動したルートGoogleマップ上で測定したものです。
※歩数は紹介したポイントを巡る歩数を含んでおり、あくまで私(歩幅65cmくらい)の実測値です。
※所要時間は紹介したポイントを巡る時間を含んだ実測値です。
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2012年7月22日日曜日

広電廿日市駅

このブログでもたびたび出てくる広電廿日市駅ですが、今年取り壊される予定なので、今のうちにしっかりと目に焼き付けておきたいと思うことと、他にも私と同じく広電廿日市駅に思い出をお持ちの方がいらっしゃると思いますので、ウォーキングネタではありませんがアップさせていただきます。
今年で取り壊されてしまう予定の広電廿日市駅舎。

昔は、廿日市発の電車が多く、宮内駅が最寄り駅だったに私は親に連れられて広島市内に行くときに、廿日市で乗り換えていたような記憶があります。あと、その当時は「高いホーム」に停車する「高床車」が本数は少ないものの運行されてました(調べてみたところ1990年頃にすべての高床車が廃止されたみたいですね)。高床車はチョコレート色をした電車で、宮島口と己斐の間を往復する電車でしたが、小さい頃は広電を待っていて、このチョコレート色をした電車が来るとワクワクしたものです。今では「高いホーム」が残った広電の駅自体が姿を消しつつありますが、高いホームを見ると、いつも高床車を思い出すのですが、せめて高いホームだけでもどこかに残してほしいですね。
広電廿日市駅の「低いホーム」と今は使われることのない「高いホーム」。

広電の宮島口から西広島(己斐)の間の駅では、電車が接近すると電光掲示板で表示します。ここで「低いホーム」という表示が光りますが、その左には、「高いホーム」という表示が残ってます。←すみません間違いでした!すでに「高いホーム」の表示はなくなってました・・・(さらに追記:「高いホーム」の表示が残っている駅がまだありました!2012年8月11日時点で阿品東駅には「高いホーム」の表示が残っていることを確認しています→おそらく地御前から宮島口寄りの駅には残っているのかも?!)
電車が接近を知らせる電光掲示板。「低いホーム」の横に、以前は「高いホーム」がという表示があった。

阿品東の電光掲示板。「高いホーム」の表示が残っているのが見える(2012年8月11日撮影)。

廿日市駅舎の中に入ると、写真のように郷愁を誘う雰囲気が漂っています。
今は役割を終えて閉じられている切符売場。

昔売店があったことろ。ちなみに売店のおばちゃんは駅を出てすぐのところで今も「和田商店」を営んでいる。

駅に入ったところにはツバメの巣の跡が?!

今、廿日市駅舎内には、誰が置いてくれたのか知りませんが、写真のような思い出ノートがあります。ノートの中身を写真撮影することは控えましたが、かなりの数の書き込みがあり、中にはジーンとくるような内容もあります。廿日市駅に思い出のある方も、そうでない方も、この郷愁のある駅舎を見ることができるのはあとわずかなので、今のうちに一度目に留めておくことをおすすめします。
廿日市駅にある思い出ノート

最後に、夜にも何枚か写真を撮ったので掲載しておきます。この姿を見ることができるのもあと数ヶ月、寂しいですが、せめてブログ上と自分の記憶にはしっかりと留めておきたいと思います・・・




※以下のページは広電廿日市駅等の情報が詳しく載っているのでご参考までに。
広電廿日市駅(広島電鉄・宮島線、木造駅舎)
広島電鉄・宮島線専用車
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2012年7月15日日曜日

木材港の廿日市ボートパーク

雨が続いてましたが、久しぶりに晴れましたね。
夏も近づいてきて、なんとなく海を見たいなーと思い、近場ですが木材港に行ってきました。
コースは、以前1月に行った時とほぼ同じです。
木材港のボートパーク越しに見る極楽寺。

昨日までの大雨のせいか、海の水はかなり濁ってましたが、天気がいいのでもう夏がすぐそこという感じでした。それにしても、船の数がすごいです。Googleマップの航空写真でみると船の多さがわかりますね。

気になったので調べてみると、広島県ホームページに木材港のボートパークは収容能力が576隻であることが掲載されてました(広島県内で第3位の規模みたいですね)。人口が約12万人の市に576隻ということは、約200人に1隻という計算になりますが、想像以上に多いですね(もちろん廿日市市民だけが木材港のボートパークを利用しているわけではないでしょうけど)。
ちなみに、プレジャーボートの数(確認数)が1万隻を越えているのは、神奈川県、静岡県、岡山県、広島県の4県(国土交通省のH18年度資料から)らしく、確かケンミンSHOWでも広島は全国で最も多いみたいなことを言ってました。ここから考えても、広島県は200人に1隻という計算になるので、やはり瀬戸内海のように穏やかで航行しやすい海に面した地域の特色なのかもしれませんね。

木材港の帰りには、天気も良かったので廿日市天満宮にお参りして行きました♪
廿日市天満宮。ここからは廿日市市街から宮島まで一望できる。

今回の歩数は約6000歩で、時間的には1時間くらいでした。そろそろ日差しも強くなるので、帽子と汗ふきようのタオルは必須アイテムですね。あと、水分補給もお忘れなく!
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2012年7月1日日曜日

おおの自然観察の森

ここのところ毎週スッキリとした天気になりませんので、今回はこれまで行ったことのなかった「おおの自然観察の森」へと行ってきました。ただ、天気が悪かったので、おおの自然観察の森までは車です。(^_^;
おおの自然観察の森にある案内板。この中だけでかなり歩けそう。

まずは入ってすぐのところにある、おおの自然観察センターの建物です。ここでは、さまざまな展示の他、バードウォッチング用の望遠鏡もあり、貸し出しも行っているようです。ちなみに、入園者はここで名前を記入するようになっています。
おおの自然観察センター(写真左)とセンター内の様子(写真右)。

雨がそんなに強く降っていなかったので、おおの自然観察センターを出て、自然観察の森を一通り回ってきました。まず、センターからすぐのところにモリアオガエルの池があります。ちょうど産卵時期でもあるので、写真のように木にモリアオガエルの泡状になった卵がいくつもありました。すでにオタマジャクシになった卵も多く、池の中は小さなオタマジャクシでいっぱいです。あと、イモリもたくさんいましたね。
木に泡のようにくっついているのがモリアオガエルの卵。

モリアオガエルの池の後は、ベニマンサクの群生地に立ち寄り、その後は「おむすび岩」を目指します。1kmと案内板にあったので、すぐ着くかな?くらいの感じで行ったのですが、上り坂での1kmなのでけっこうハードでした(さらに今回は雨模様で足下が悪かったこともありますが)。ただ、道はかなり整備されているので、天気が良ければもっと楽に到達できたのではないかと思います。
これがおむすび岩。あいにくの天気だったが晴れていれば瀬戸内海が一望できて絶景らしい。

ちなみに、おむすび岩に近づくにつれて、巨大な岩があちこちに出てきます。おむすび岩の案内板は0.3km手前が最後となるので、巨大な岩を見るたびに「これがおむすび岩?」と迷ってしまいますが、おむすび岩のところにはちゃんと「おむすび岩」と看板があるので、それを見つけるまではがんばって歩いてください。(^_^)
この案内板がおむすび岩に向かう際の最後の案内(案内板以降、大きな岩があるがおむすび岩と間違えないように)。

おむすび岩までたどり着くと、写真のような看板がある。

おむすび岩の先には権現山(標高699.5m)の頂上もあります。おむすび岩から2.2kmと書いてあったのですが、天気も良くないので、今回はおむすび岩で引き返しました。おむすび岩の標高は658.1mなので、権現山の頂上までは、尾根を歩くような感覚かもしれませんね。
おむすび岩から降りてからは、湖のまわりを歩いて出発地点のおおの自然観察センターに戻りましたが、この頃は雨はあがって、少し霞んだ感じとなっていて、ちょっと幻想的な雰囲気の景色でした。
湖の様子。湖面が鏡のようで、さらに木々が霞んでいて幻想的。

あと、おおの自然観察の森には、野鳥観察のための施設が数カ所あります。かなりの種類の野鳥が湖畔に集まってくるようなので、バードウォッチングをされる方にはいいですね。さらには、センターを管理されている方に話を聞いたのですが、野草もたくさん種類があるそうです。今回も、珍しい野生の蘭が咲いているということで、特別に場所を教えていただき写真に収めることができました。蘭以外にもよく見るときれいな花が咲いていたので、それらの写真も併せて載せておきますね。

おおの自然観察の森に咲く花々(名前はわかりませんが ^_^;)。

おおの自然観察の森までは、JR大野浦駅か前空駅から歩いていけるかな?と思ってましたが、距離的に6km程度あることと、道もアスファルトの車道しかない様子だったので、車で行った方が断然良さそうです(おおの自然観察の森からおむすび岩、権現山頂上を目指せばかなり歩くこともできますしね)。あと、車で行くと、帰りに宮浜温泉で汗を流して帰ることもできます。今回は、雨と汗でビショビショになったので、宮浜温泉のべにまんさくの湯でのんびりと汗を流してきました。(^_^)
おおの自然観察の森、今回初めて行きましたが、想像以上に良かったです。今度、天気が良い日におむすび岩からの景色にチャレンジしたいですね。あっ、ちなみにおおの自然観察の森にはペットを連れて行くことはできず、さらには虫や水の中の生き物を捕まえたりすることも禁止されているのでご注意くださいね。

【今回ルートの地図】

より大きな地図で おおの自然観察の森 を表示

【おおの自然観察の森内周遊の距離(おむすび岩含む)】
4.2km
【おおの自然観察の森内周遊の歩数】
約8000歩
【おおの自然観察の森内周遊のウォーキング所要時間】
約120分

【全体的なコースの平坦度(1:平坦→5:かなりの坂】
4(おむすび岩の手前はかなり急な坂です)

※距離は徒歩で移動したルートGoogleマップ上で測定したものです。
※歩数は紹介したポイントを巡る歩数を含んでおり、あくまで私(歩幅65cmくらい)の実測値です。
※所要時間は紹介したポイントを巡る時間を含んだ実測値です。
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