2012年1月29日日曜日

廿日市から木材港をぶらり

廿日市の木材港は、その名の通り木材のための港で、貯木場や木工所があちこちに見受けられます。また、物流拠点や企業も多くあり、2012年秋頃には大型ショッピングセンターもできるとか。そうなると、多くの人でにぎわうようになるんでしょうね。

とりあえず、今回はJR廿日市駅から出発しました。まず行きは広電廿日市駅のすぐ横の細い道を、廿日市天満宮を目の前に見ながら進みます。ここからは天満宮にある大きなクスノキが良く見えて、なんだかこのクスノキに見守られてるような感じになりますね。(^_^)
広電廿日市駅の脇にある道を進むと見える廿日市天満宮。

天満宮を見ながら突きあたりを右に行くと、木材港方面に向かうことになります。ここで歩いているとパチンコ屋さんの前にこんな説明がありました。ここに町屋があったんですね。
パチンコ屋さんの前にある町屋跡の説明。

パチンコ屋さんを過ぎると、すぐに宮島街道(旧国道2号線)で、そこを渡ると廿日市港です。歩くと堤防であまり港の様子が見えませんが、ところどころに切れ目があって、そこから見ると港がよく見えます。
廿日市港の様子。港の後ろに見えるのはダルマ焼酎で有名な中国醸造。

道路を挟んで逆側には、廿日市港の守り神である住吉神社がある。

廿日市港を過ぎると木材港ですが、ここは大きな道を行くのも良いですが、せっかく歩くので海のすぐ近くを歩きました。ちょうど堤防沿いに歩いていくような感じです。
堤防沿いはマリーナになっており、多くのプレジャーボートやヨットが停泊している。

マリーナ沿いをしばらく歩くと、右に公園が見えてきます。この一角に「はつかいち青少年多目的広場」があり、ここはBMXやスケボー・インラインスケートなどを楽しめるかなり本格的な施設となってます。行ったのは土曜の昼過ぎでしたが、数名しか利用していなかったので、BMXやスケボー・インラインスケートを楽しむ方々にとっては、意外な穴場かもしれません(地元の私も知らなかったくらいですから)。
はつかいち青少年多目的広場。かなり本格的なコースとなっている。

はつかいち青少年多目的広場の横には野球のグラウンドや、広々した公園もあるので、このあたりはペット連れの方にも良さそうですね(駐車場もたくさんあるので、車で来ても大丈夫です)。
はつかいち青少年多目的広場の横にある広場。奥には野球のグランドが見える。

公園を過ぎるとホームセンターのナフコがありますが、その横をさらに堤防沿いに進むと広島はつかいち大橋が間近に見えます。
ナフコの裏から見た広島はつかいち大橋。近くで見るとやはり大きい!

広島はつかいち大橋は、広めの歩道があるので、ここまで来たら橋の中間点(一番高い場所)まで行ってみましょう。ちなみに、橋の中間点が廿日市市と広島市の境目かと思ってましたが、廿日市側から上り始めてすぐのところが境目なんですね。
広島はつかいち大橋を廿日市側から上がるところ。上がり始めてすぐ「広島市」になるらしい。

下から眺めるのとは違って、実際に歩いて行くと、かなりの高さであることがわかります。あとは、ここからは廿日市市街地や、それを囲む山を一望できます。普段、海から廿日市を眺める機会はあまりないので、なんだか新鮮な景色でもあります。
広島はつかいち大橋の中間点はかなりの高さで、廿日市市街から五日市あたりを一望できる。

ちなみに、広島はつかいち大橋は片側(山側)にしか歩道がなく、海側の景色は道路越しに見ることとなります。まあ、それでも高い位置からの景色なので、瀬戸内海や宮島がよく見えます。
広島はつかいち大橋から宮島方面の景色。残念ながら霞んでいたが、晴れの日は瀬戸内海がきれいに見える。

景色を見たところで廿日市へ引き返しますが、帰り道はマリーナ沿いではない道で、少し寄り道しました。広島はつかいち大橋からも見えるのですが、カルビーの工場があり、そこを目指して歩きます。カルビーの工場には入ることはできないのですが、そのお向かいにバッケンモーツアルトの工場直売店があり、ここでひと休憩できます。
カルビーの工場と、その向かいにあるバッケンモーツアルトの工場直売店。

バッケンモーツアルト工場直売店にはオープンテラスがあり、ここは海の目の前で宮島がよく見えます♪

バッケンモーツアルト工場直売店を出たあとは、廿日市駅を目指しますが、その途中には廿日市市木材利用センターもあります。今回は立ち寄りませんでしたが、ここでは木工教室の他、けん玉の製造・販売・製造見学を行っているので、お子さんが一緒であれば、ぜひ立ち寄ってみてください。

あと桜の時期になると、木材港は桜のトンネルのようになる桜並木があり、多くの人でにぎわいます。さすが、桜が市の木として選定されているだけありますね。
木材港の桜並木。ここが桜の時期はピンク色に染まる。


【今回ルートの地図】

より大きな地図で 廿日市から木材港へ を表示


【廿日市から木材港を巡る距離】
6.5km
【廿日市から木材港を巡る歩数】
9195歩
【廿日市から木材港を巡るウォーキング所要時間】
約103分

【廿日市から広島はつかいち大橋(中間点)までの距離】
2.8km
【廿日市から広島はつかいち大橋(中間点)までの歩数】
3595歩
【廿日市から広島はつかいち大橋(中間点)までのウォーキング所要時間】
約40分

【全体的なコースの平坦度(1:平坦→5:かなりの坂】
1(広島はつかいち大橋以外は平坦です)


※距離は徒歩で移動したルートGoogleマップ上で測定したものです。
※歩数は紹介したポイントを巡る歩数を含んでおり、あくまで私(歩幅65cmくらい)の実測値です。
※所要時間は紹介したポイントを巡る時間を含んだ実測値です。

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2012年1月22日日曜日

前空、宮島口からちゅーピーパークへ

今回は距離が短いですが、チチヤス・ちゅーピーパークへと行ってきました。歩いたのはJR前空駅→チチヤス→ちゅーピーパーク→宮島口というコースで約8000歩、所要時間約2時間程度でお手頃なコースです。

まずはJR前空駅からのルートです。前空駅は改札を出て海側、山側のどちらにも出ることができる駅ですが、海側に出るとあっという間にちゅーピーパークなので、少し遠回りということで山側(住宅地側)に出ます。
JR前空駅(山側)。乗ってきた電車が平清盛のエンブレムがあったのでパチリ。

前空駅を出ると住宅地(前空台)をしばらく大きな道沿いに歩きます。この住宅地は比較的新しいので、家もきれいです。ここに住んでると見晴らしも良さそうですね。住宅地を抜けるとスーパーユアーズの方を目指して右に曲がると、ユアーズの駐車場あたりに「チチヤス」の大きなサイロ風の看板があるので、ここを入っていきます。
ユアーズ駐車場付近にあるチチヤスとちゅーぴーパークの案内。
ここを右に入って少しあるくとチチヤスの社屋(写真右)が正面に見える。

チチヤスは日本で初めてヨーグルトを作った会社で、乳製品が中心というだけあって、ここでも牛が飼育されています(チチヤス牧場というそうです)。牛を飼育しているところには、一般の人も入ることができ(もちろん無料で)、直接牛に触れることもできます。私が行ったときには子牛も何頭かおり、フワッフワの感触でかわいらしかったです♪
チチヤス社屋の横では牛が数頭飼育されている。
中にはへその緒がまだ残っているような子牛も?!

ちなみに、牧場内にはうさぎも飼われていたり、チチヤス牧場史料館(閉まってて見れませんでしたが)、休憩室もあります。
残念ながら閉まっていた史料館入口と、その近くには奇妙な牛の像が?!
(模様が世界地図なのは良いとして、このシッポは何なんだろう??)

あとはヨーグルト工場、牛乳をパック詰めする工場もあり、こちらも自由に無料で見学することができます。チチヤス製品に使う牛乳は島根・広島・佐賀・熊本・北海道から来ているとか、チチヤスヨーグルトの歴史とか、昔懐かしい牛乳パックとか、けっこう楽しめますよ。
ヨーグルト工場。ここは自由に見学できる。
ヨーグルト工場の奥には牛乳をパック詰めする工場がある。

チチヤス社屋前の道からさらに道沿いに進むと、ちゅーピーパークに到着します。歩くのであれば、本当はチチヤス社屋の奥にある小道を進んだ方が車も来ないし、展望台もあったりして景色も良いのですが、残念ながら今回は閉鎖されてました。以前、桜の時期に行ったときには、開いていたので、人が多く来る時期には開くのかもしれませんね。
ということで、今回は車の通る道を歩き、ちゅーピーパークへ向かいます。ちゅーピーパークは、中国新聞を実際に印刷している印刷工場でもあり、巨大な輪転機(新聞を印刷する機械)を見学することができます(無料)。夕刊を印刷するのが12時くらいらしく、印刷自体は1時間程度で終わるとのことなので、輪転機が動いている様子を見るなら12時到着を目指しましょう。
その他にも、自分が生まれた日や記念日などの新聞を印刷できたり(無料ではなく100円かかります)、自分の写真を撮ってそれを新聞に埋め込んで印刷したり(こちらも100円かかります)というコーナーがあったり、新聞ができあがるまでのいろんな解説・展示があったりと、大人も子供も楽しめるようになってます。
ちゅーピーパークの様子。左にあるのが輪転機のある工場で見学できる。
イベントがあればにぎわっているが、この日は何もなかったので人も少なくひっそりしていた。

ちゅーピーパークは元はチチヤスハイパークという遊園地があったところで、今もその名残りとしてプールといくつかの遊具が残っています。廿日市には現在フジグランがあるところ(阿品駅のあたり)にナタリーという遊園地があり、少し先にはチチヤスハイパークがありと、以前はにぎわっていたような印象があっただけに、ちょっと今は寂しい感じですね。ちゅーピーパークやチチヤス牧場など、見所やきれいな建物も整備されてるので、また多くの人でにぎわうようになって欲しいです。

さて、ちゅーぴーパークを出てからは宮島口に向かいます(宮島口からちゅーピーパークに向かう方は、このルートの順を逆にしてご覧くださいね)。宮島口からちゅーピーパークに向かうコースは幹線道である国道2号線沿いを歩きましたが、正直なところ、ここは完全にウォーキングには不向きでした。なにせ交通量が多いですし、歩道も狭いので歩いていてちょっとコワいです。
国道2号線を大野方面に歩くとちゅーピーパークへの案内(写真左)があるのですぐわかる。
写真右は、写真左の道をぐるっと上がって行ったところに見える看板。

なぜこんなに歩きにくい国道2号線を選んだかというと、一つは直線でわかりやすい(近い)ということもありますが、国道2号線沿いには、カープの屋内練習場があるので、ここを見てみたかったというのが理由なんです。(^_^; まあ、中には入れないので、選手はなかなか見れないと思うのですが、それでも人だかりができたいたのでおどろきました。
広島東洋カープの屋内練習場。入口には人だかりが!(選手の出待ちかな?)

あとは、宮島口とカープ屋内練習場の中間あたりには飲食店が多く、カキ小屋もあったりするので、食事する場所を求めて歩くのも良いかもですね。


【今回ルートの地図】

より大きな地図で ちゅーぴーパークへ を表示


【前空からちゅーぴーパーク(チチヤス前)までの距離】
1.5km
【前空からちゅーぴーパーク(チチヤス前)までの歩数】
2265歩
【前空からちゅーぴーパーク(チチヤス前)までのウォーキング所要時間】
約22分

【宮島口からちゅーぴーパークまでの距離】
2.1km
【宮島口からちゅーぴーパークまでの歩数】
3200歩
【宮島口からちゅーぴーパークまでのウォーキング所要時間】
約33分

【チチヤス・ちゅーぴーパーク内の距離】
1.3km
【チチヤス・ちゅーぴーパーク内の歩数】
2725歩
【ちゅーぴーパーク内のウォーキング所要時間】
約68分

【全体的なコースの平坦度(1:平坦→5:かなりの坂】
2(緩やかなアップダウンが数カ所あります)


※距離は徒歩で移動したルートGoogleマップ上で測定したもので片道分です。
※歩数は紹介したポイントを巡る歩数を含んでおり、あくまで私(歩幅65cmくらい)の実測値です。
※所要時間は紹介したポイントを巡る時間を含んだ実測値です(ちゅーぴーパーク内は含みません)。

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2012年1月15日日曜日

大野浦、前空から妹背の滝へ

廿日市市でも宮島からさらに山口県寄りにあるJR大野浦駅、JR前空駅から妹背の滝へ歩いてきました。妹背の滝は、小さい頃から水遊びに何度か行ったことはあるのですが、あらためて行くと立派な滝で、しかも途中の道もほぼ平坦なので、ウォーキングの目的地として行くには良いところですね。

まずはJR大野浦駅からのルートです。大野浦駅の山側の改札を出て、そこから右方面に道なりに進んでいきます。改札を出ると右に「一里塚」と書かれた石柱と歌碑があります。これを読んでみると「大野浦」という名称は、今川貞世さんという歌人が読んだ歌の中で出てくる名前が由来のようです。
JR大野浦駅と、大野浦駅にある石碑。

しばらくは道なりに進みますが、この道は歩道がないものの、進行方向左側に黄色のカラー舗装の箇所があり、そこが歩道代わりです。スクールゾーンなんでしょうけど、こうして歩くところを目立たせるというのはウォーキングをする方々にとってもわかりやすいし、車も自然と距離をとってくれるしいいですね。
大野浦駅を出て、この道を道なりに歩く。カラー舗装では、路地があると「止まれ」の表示がありわかりやすい。

ここをしばらく歩くと左に大野西小学校と大野中学校があり、大野西小学校手前には、西国街道と宮島街道分岐点の石碑があります。
大野西小学校手前にある西国街道と宮島街道分岐点の石碑。

小学校、中学校を過ぎて、もう少し道なりに進む大きな道にぶちあたるので、左に曲がります。ちょうど藤三という大きなスーパーが曲がり角あたりにあるので、とにかく藤三を目指せば大丈夫です。
大きな道を左に曲がると朱色の鳥居が見える。この鳥居をくぐって数百メートル真っ直ぐ進むと、妹背の滝がある大頭神社(おおがしらじんじゃ)の石の鳥居が見える。

妹背の滝には、雄滝と雌滝があります。雄滝は落差30m、雌滝は落差50mで雌滝の方が落差は大きいのですが、水量は圧倒的に雄滝が多いことと、滝壺まで行くことができるので、夏場は水遊びの人達でにぎわいます。
妹背の滝の雌滝(写真左)と雄滝(写真右)。

雄滝、雌滝には大頭神社を通って数百メートル進むと見えますが、その途中には朱色の2つの橋(別鵜橋と幾千代橋)があり、どことなく宮島の紅葉谷公園風で風情があります。
別鵜橋(写真左)と幾千代橋(写真右)。別鵜橋の方が大頭神社境内に入ってすぐのところにある。

雄滝に行く途中には展望台もあります。この展望台に上がると、雄滝全体を見下ろすことができます。
展望台から見た雄滝。

妹背の滝からさらに奥に進むと、経小屋山(きょうごやさん)という宮島を見渡すことができる山に行けるのですが、これはまた別の機会に行ってレポートしたいと思います。

次に前空駅から妹背の滝へ行く場合のルートですが、まずは前空駅を降りたら海側に出ます。海側には「わたや」という水車が目印の田舎茶屋があるのですぐにわかりますね。
海側から見たJR前空駅と前空駅前にある田舎茶屋わたや。

ここから少しだけ国道沿いを歩きますが、このとき宮島がすぐ目の前に見えます。何もさえぎるものがなく、道路の横がすぐ海なので潮の香りが漂ってきます。
道路から見える宮島。本当にすぐ近くに見える。

少し歩くと信号(1つ目)があるので、そこを右に曲がってJR線路の下をくぐります。線路をくぐって少し進むと、左方向に進む小道(車は通れないような小道)があって、その先がずっと住宅地へ向かう上り坂になっているので、ここを上っていくと宮島工業高校沿いの道に出ます。
JR線路下をくぐり、少し行ったところで左に曲がって坂を上がる。

あとは大きな道沿いで、あまり迷うことはないと思いますが、途中は大野図書館あたりを通過した方が歩くには良いので、このあたりは下にある地図も併せてご確認くださいね。
大野図書館方面への曲がり角と、大野図書館。


【今回ルートの地図】

より大きな地図で 妹背の滝へ を表示


【大野浦から妹背の滝までの距離】
1.9km
【大野浦から妹背の滝までの歩数】
2630歩
【大野浦から妹背の滝までのウォーキング所要時間】
約28分

【前空から妹背の滝までの距離】
2.9km
【前空から妹背の滝までの歩数】
4080歩
【前空から妹背の滝までのウォーキング所要時間】
約37分

【全体的なコースの平坦度(1:平坦→5:かなりの坂】
1(全体的にほぼ平坦です)


※距離は徒歩で移動したルートGoogleマップ上で測定したもので片道分です。
※歩数は紹介したポイントを巡る歩数を含んでおり、あくまで私(歩幅65cmくらい)の実測値です。
※所要時間は紹介したポイントを巡る時間を含んだ実測値です。

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