2012年9月11日火曜日

二百廿日豊年市民祭

廿日市では毎年9月上旬に、二百廿日豊年市民祭というお祭りがあります。このお祭りは文字通り、二百廿日=220日ということで、台風がよく来ると言われる時期を無事過ごして、豊年であることを祝うお祭りです。ちょっと調べたところ、300年以上も前から続いている祭りらしいです。

お祭りは、他でもよくある出店もたくさん出ますが、それ以外に地元商店街や、商工会議所の方々の出店もあって、毎年かなりの人手で賑わいます。ただ、昔は土日の2日間がお祭りだったのですが、最近は土曜日のみになっているとのこと。単に交通規制の問題なのかもしれませんが、日数が短くなるというのはちょっと寂しいですね。

今回も写真中心ですが、写真でお祭りの雰囲気をお楽しみください。

お祭りの中心部でもある中央市民センター(旧廿日市公民館)前の広場。

廿日市天満宮から見た中央市民センターの様子。

廿日市天満宮もお祭り中は提灯が吊り下げらていて、境内にはいつも以上の人がいる。

廿日市天満宮からのパノラマ写真。

夜の廿日市天満宮。階段に取り付けられた電球の列がきれい。

夜の廿日市天満宮。山門(写真左)と本堂(写真右)。

駅前商店街や中央市民センターに続く道は多くの人で賑わう。

9月の二百廿日豊年市民祭が終わると、次は10月の秋祭りですね。正しくは、天満宮秋祭り(氏神祭)というらしいです。10月の第2土曜・日曜と書いてあるので、今年はおそらく10月13日、14日ですかね?

この天満宮秋祭りは、昔(20年くらい前?)は、「はな」(漢字があるのかもしれませんが、どう書くのかわかりません)といって、天狗や般若のお面をかぶり、ごっつい竹の棒を引きずって子供を追い回す姿が廿日市の中心部から地御前のあたりまで、あちこちで見られました(秋田の「なまはげ」みたいな感じを想像してもらえれば近いです)。小学生の頃までは、秋のお祭りの時期に外に出ると、いつ「はな」に遭遇して追いかけられるのではないかとドキドキしたものですが、今はこの「はな」も御神輿について数人が歩く程度で、以前のようにあちこちにいる姿は見られなくなりました。
ちなみに、「はな」に追いかけられて、つかまると竹の棒で叩かれるのですが、この竹の棒で叩かれるとその年は風邪をひかないと言われていたような気がします。

竹の棒で叩かれると、アザができたり、追いかけられているときに転んでケガをしたりということもあるので、段々と荒々しさが影を潜めたのかもしれませんが、また昔のように祭りのときには「はな」があちこちで練り歩いて、子供が歓声(悲鳴?)をあげながら、逃げ回っている元気な姿を見てみたいものですね。

あと、10月の天満宮秋祭りでは大名行列もあるので、これも毎年楽しみです♪
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4 件のコメント:

  1. 今年の二百廿日豊年市民祭はいかがでしたか?以前広島在住中に通っていたのでいけなくなり行きたくて。。。。更新楽しみにしています。

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    1. 歩きたくなる町はつかいち2014年9月14日 17:43

      ぽこぺんさん、コメントありがとうございます。
      今年の二百廿日豊年市民祭は行けなかったんです・・・汗
      最近ブログもなかなか更新できてませんが、引き続き当ブログをよろしくお願いします。

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  2. はじめまして。昔廿日市に住んでいて、はなと鬼ごっこしてたのを思い出して検索していたらたどり着きました。記事をみると懐かしいです。変わってしまったものもたくさんありますが。

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    1. 歩きたくなる町はつかいち2014年10月7日 0:22

      さちさん、コメントありがとうございます。
      廿日市で育った人間には「はな」は確かに思い出深いですよね。(^_^)
      (秋田のなまはげに匹敵すると思うですが)
      ちなみに、今は廿日市公民館が建て替えのために、壁で覆われてしまって景色が変わってます。廿日市(の市街地)は、今どんどん変化してますが、昔のままのところもまだまだあるので、機会があればぜひご覧になってみてください。

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